ファッションアイテムの中でも大切なポイントと言われるバッグ、上質なものを持っていたいですよね。
たくさんのバッグブランドがありますが、一体どれが本当に質のいいバッグなのでしょう。
バッグは、「お値段が高ければ質がいい」と言い切れるものではありません。
この記事では、誰もが知る憧れブランドから、知る人ぞ知る玄人ブランドまで、10年、20年と使える本当に質のいいバッグをご紹介いたします!
また、質がいいと言われるバッグに見られる共通点も合わせてご紹介。奥の深いバッグの世界を、一緒にのぞいてみましょう♪
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最高級に柔らかいラム革だから叶う「あかちゃんのほっぺた」みたいなキルティング
質のいいバッグブランドとは
一般的に、質のいいバッグブランドは、「お値段の張る高級品」と思う方が多いと思いますが、手の届く価格で展開されている質のいいバッグも、実はたくさんあります。もちろん、古い歴史があるブランドには、世界中の女性を虜にする納得の理由が必ずありますし、人気急上昇の新進気鋭のブランドには独自の深いこだわりがあります。
そして、いずれも上質な革を使い、デザインから制作まで徹底的にこだわり、丁寧に作られたバッグを扱っています。質のいいバッグ作りを深く追求してこそ行きつく、納得の共通点をこちらでご確認ください。
上質な本革を使っている
長く愛用できる質のいいバッグは、素材にこだわり、上質な本革で作られています。
上質な革製品は、お手入れをしながら長年愛用することができ、簡単にくたびれてしまうことはありません。いつまでも大切に持ち続け、母から子へ引き継がれることもあります。
また、質のいいバッグブランドは、長く愛用してもらうことを前提としているので、修理や補修などのアフターサービスまでしっかりしているお店が多いことも特徴です。
代表的な定番デザインがある
質のいいバッグブランドは、今流行りのバッグだけでなく、定番と言われる代表的なオリジナルのデザインバッグを扱っています。言わば、そのブランドを代表するようなデザインのバッグです。
定番バッグには、今の流行りにはない安定感と、持つだけで様になる独特の存在感があり、それは、10年、20年と年を重ねても変わることはありません。
徹底したこだわりがある
質のいいバッグは、細部に至るまで徹底したこだわりがあります。
持っているだけで映えるよう、美しさを徹底して研究し、長く愛用できるよう、縫製も細部に渡り丁寧に作り込まれています。世の女性が憧れる質のいいバッグは、計算しつくされたものばかりです。
伝統と格式のある、有名バッグブランド5選
古い歴史があり、誰もが一度はその名前を聞いたことがあるハイブランドには、品格漂う質のいいバッグがたくさんあります。
ブランドはそれぞれの好みがあるので、どれがよいかを決めることはできませんが、いつの時代も女性たちからあこがれと人気を集めるブランドの中でも、特に質がよくて定評があり、不動の人気を誇る5つのブランドをご紹介いたします。
Hermès エルメス
1837年にティエリー・エルメスによって馬具工房として創業したエルメスは、150年以上もの間、時代に左右されることなく独自の姿勢を貫き続け、「ブランドのなかのブランド」とも評されるハイブランドです。
職人による丁寧な手仕事は、世界的に有名な「ケリーバッグ」や「バーキン」などの素晴らしいバッグを生み出し、質のいいバッグブランドの筆頭とも言える存在です。
価格帯:300,000~3,000,000円
GUCCI グッチ
1921年フィレンツェで旅行バッグや馬具などの高級皮革製品店を創業し、品質保証のために世界で初めてデザイナーの名入り商品を展開したグッチ。
第二次世界大戦中、資材不足の中考案された「バンブーハンドルバッグ」はグッチの代表的な人気商品。
大統領夫人ジャクリン・ケネディーも愛用していたとされ、経営不振などから、何度も窮地に立たされながらもそのたびに乗り越えるパワーは、絶大な人気と製品の品質の良さがあるからこその力強いブランドです。
価格帯:120,000~4,100,000円
LOUIS VUITTON ルイヴィトン
世界初の旅行鞄専門店をパリ・カプシーヌ通りに1854年にオープンして以来、一般的に重いものだったバッグを軽量化し、革新的なデザインを作り続けてきたルイ・ヴィトン。
コピー品対策として、イニシャルである『L・V』、そして日本の家紋からヒントを得たといわれている花や星のモチーフを複雑に織り交ぜたモノグラムキャンパスは、ルイヴィトンの代表的なデザイン。
大女優オードリーヘップバーンも愛用していたことから日本でも人気のブランドとなりました。
価格帯:230,000~840,000円
COACH コーチ
コーチ(COACH)は1941年、ニューヨーク・マンハッタンのソーホー地区にある倉庫スペースから始まり、腕利きの職人たちによる丁寧な手仕事から、徐々にその名を確立していきます。
現在でも、100を超えるといわれるバッグの部材の一つひとつを、職人たちが手作業によって作り上げており、そうした丁寧な工程を経た製品であっても、手の届かないほど高価にはせず、多くの人が愛用して楽しめる高級品として提供し続けるこだわりのブランドです。
価格帯:30,000~180,000円
LOEWE ロエベ
1846年にスペインの都市マドリードの中心部に設立されたロエベは、数名の皮革製品の工房からスタートしました。
のちにドイツ職人のエンリケ・ロエベ・ロスバーグの参加により、ロエベの名が知れ渡ります。
Lが4つ組み合わさったロエベのマーク”アナグラム”はロエベの美しさの象徴。
その確かな品質とデザインから、スペイン王室御用達でもあり、セレブの間でも長年人気を誇っています。
価格帯:40,000~1,320,000円
知る人ぞ知るこだわりのバッグブランド10選
ここまでご紹介したような有名バッグブランドだけが、質のいいバッグを作るわけではありません。
メイドインジャパンの丁寧な手仕事で人気の国内ブランドや、こだわりと斬新さで、質の良いバッグを手掛ける新しい新進気鋭のブランドなど、知る人ぞ知るこだわりの10ブランドをご紹介いたします。
皇室御用達 傳濱野はんどばっぐ
明治から140年以上続く日本の老舗鞄ブランド傳濱野。
時代と共に移り変わってゆく、女性のライフスタイルにぴったりのバッグを考案し続け、熟練の職人がひとつひとつ丁寧に作り続ける姿勢が評価され、皇室御用達のバッグとなっています。
創業当時からヨーロッパのバッグ文化に触れ、その質の良さを取り入れながら、西洋とはまた違う、日本の女性に合うデザインやサイズ感を重視したこだわりのバッグを作り続けています。
価格帯:30,000~190,000円
Giada Roberta di Camerino ジャーダ ロベルタ・ディ・カメリーノ
1945年に芸術と水の都「ヴェネチア」で創業し、モナコ公妃グレース・ケリーがハンドバッグの「バゴンギ」を愛用したことでも知られるロベルタ・ディ・カメリーノ。
ジャーダ ロベルタ・ディ・カメリーノは、そんな老舗ブランドのWEB限定ラインです。
レザーや金具、その隅々までブランドの遊び心が詰まったアイテムたちは、どこか落ち着きもまとってしとやか。
上質レザーで仕立てた定番カラーのアイテムが多く揃うので、どんなコーディネートにも合わせやすく、使い勝手も抜群です。
カジュアルコーデに合わせればぐっとおしゃれに全体の雰囲気を格上げしてくれて、きちんとコーデに合わせればしっとりと似合う。
普段使いバッグに質の良いアイテムをお探しなら、ぜひご検討になってみてください。
価格帯:32,000~92,000円
Roberta di Camerino(ロベルタ・ディ・カメリーノ)公式サイト 》
GOYARD ゴヤール
1792年まで遡ることができる歴史の中で、王侯貴族や名だたる著名人に愛されてきたゴヤール。
いつかは購入したい、と憧れを抱いている方も多いメゾンです。
コットンと麻で織られ、特殊なコーティングを施した「ゴヤール・ディン・キャンバス」は、ブランドを代表するパターン・テキスタイルで彩られ、完全リバーシブルという珍しい造りになっています。
購入の際には、職人が一つ一つ施す芸術的なパーソナライズ加工「マーカージュアート」にも注目したいところ。
ご自身だけの特別なアイテムは、思い入れを持って永く愛用できること間違いなしです。
価格帯:公式サイトに価格の記載なし
J&M DAVIDSON ジェイアンドエム デヴィッドソン
1984年にイギリス人のジョンと、フランス人のモニク夫妻の頭文字をあわせたブランドJ&M DAVIDSON。
ヨーロッパの正統なスタイルをベースに、クラシカルかつモダンな美しいデザインのバッグは、本国・イギリスを中心に、世界中の女性の話題をさらったブランド。
デイリーからお出かけまで、幅広いシーンで活躍してくれる現代の質のいいバッグを展開しています。
価格帯:23,000~270,000円
J&M DAVIDSON(ジェイアンドエム デヴィッドソン)公式サイト 》
Her Schedule ハースケジュール
創業100年以上の老舗バッグブランドで長年バッグづくりに携わってきたデザイナーの津島都さんが2022年にスタートした新進気鋭のブランド、ハースケジュール。
こだわりの特注素材が印象的で、シンプルな装いがぐっと今っぽく洗練されるような小粋なアイテムに出会うことができます。
津島さんご自身がデザイナーとしてキャリアを重ねる中で「もっとこうできたら良いのに」という想いを抱いて立ち上げたということもあり、使い勝手の部分にもこだわりと特徴が。
ちょっと他では見ない工夫たっぷりのアイテムも多いので、バッグは機能にもこだわりたいという方は、ぜひご覧になってみてください。
価格帯:34,000~76,000円
土屋鞄製造所
1965年に小さなランドセル工房として誕生した土屋鞄製造所。
ランドセル作りで培ったその技術や経験を活かし、機能性の高いカバンやバッグを展開しています。
現在も丈夫で軽量な質の高いランドセルを職人がひとつひとつ手作りしており、バッグに関しても、シンプルで飽きのこないデザインが幅広い年代のユーザーに受け入れられ、知名度・人気ともに日本トップクラスの質のいいバッグブランです。
価格帯:20,000~320,000円
Valextra ヴァレクストラ
1937年にイタリアのミラノで創業したモダンなデザインのハンドバッグや革小物を展開するレザーグッズブランド。
80年以上の歴史と伝統を引き継ぎながら、新たな展開を広げ続け、独自の美しく豊富なカラーバリエーションで真のラグジュアリーを追及しています。
デザインの殿堂的存在であるNY近代美術館MOMAに永久展示されるバッグ”PREMIER”を筆頭に、数多くの名品を輩出しています
価格帯:70,000~840,000円
DEMELLIER デメリエー
倫理的かつ持続可能な方法で造られた美しいバッグを、手に入れやすい価格で届けることを目指すイギリス発の人気ブランド、デメリエー。
ぐっと目を惹くメタルパーツが印象的です。
デメリエーのバッグは、ロンドンでデザインされ、イタリアとスペインの最高級素材を用い、スペインの職人の手仕事によって制作されています。
英国王室のみなさまがご公務でお持ちになる姿もキャッチされている、注目のブランドです。
価格帯:37,000~101,000円
ANYA HINDMARCH アニヤ・ハインドマーチ
1993年に英国でスタートしたブランド、アニヤ・ハインドマーチ。
ユーモアたっぷりのデザインが特に有名な人気ブランドですが、ハイエンドモデルのバッグは存在感のある上質さで愛されています。
「高度なクラフツマンシップとパーソナライズの楽しさをミックスすること」をずっと大切にしてきたブランドでもあり、手書きのメッセージをアイテムに刻印できたり、レザーイニシャルワッペンを選べたりと、手の込んだパーソナライズ・サービスを楽しむことも可能です。
上質なアイテムをカスタマイズして楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
価格帯:43,000~418,000円
ANYA HINDMARCH(アニヤ・ハインドマーチ)公式サイト 》
Polène ポレーヌ
2016年にパリでスタートしたメゾン・ポレーヌは、今、最も注目を集めているバッグブランドのひとつです。
ハイブランドに比べると手にしやすい価格とひと目でよいものとわかるアイテムの質の良さが魅力的で、街で見かけることも増えてきています。
メゾンのシグネチャーは、曲線と美しいプリーツのフォルム。
すべてのバッグはパリのスタジオでデザインされ、スペインのアトリエで、職人の手作業により制作されています。
価格帯:35,000~61,000円
まとめ
こちらでご紹介した質のいいバッグブランドは、まだまだほんの一握りに過ぎません。
気になるバッグがあったら、そのブランドのヒストリーを探って、いかに質の良さにこだわっているかを覗いてみるのもいいですね。
ぜひ、ご自身の好きなブランドを見つけて、素敵なバッグを見つけてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。