日常生活で手にすることはないけれど、冠婚葬祭シーンでは欠かせない重要なアイテムであるブラックフォーマルバッグ。
いざという時に慌てないために、どんなシーンでも安心して手にできるものをひとつ持っていると、とても安心ですよね。
しかし「特別なシーンで手にする物だからこそ失敗したくないけれど、慣れないことだからしきたりやマナーがよくわからない・・・。」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなみなさまへ向けてひとつ持っていて間違いのないブラックフォーマルバッグをご提案します。
記事の後半では、ブラックフォーマルバッグの基本マナーと選び方についても解説しておりますので、不安だな、というみなさまはぜひそちらにも目を通してみていただければ幸いです。
間違いのないブラックフォーマルバッグ8選
それでは早速、間違いのないブラックフォーマルバッグをご提案してまいります。
今回は、「これを選べば間違いない」をテーマに、しきたりやマナーが厳格な弔事のシーンで安心してお持ちいただけるアイテムのみを厳選して8品取り上げましたので、ぜひ、ご期待くださいませ。
開口部は隠しマグネット式で開閉しやすく、折り込んだマチも深く取ってあるため大きく開いて、使い勝手の良さが印象的なアイテムです。
価格:59,400円(税込)
素材:牛革(水シボ型押し)
カラー:1色
留め具は取り外すことができるため、「黒の布製」という最も格式高いお仕立てのブラックフォーマルバッグとしてもお持ちいただけます。
光を受けて柔らかな濃淡を描く生地を編み目に織り上げたことで、装飾を外しても静かな上質感のある逸品です。
価格:60,500円(税込)
素材:トリアセテート、ポリエステル、クリスタルガラス
カラー:1色
お手頃価格できちんとした慶弔両用バッグを手にできるのが嬉しいですね。
ゴールドのチェーンも付属しており、慶事の式典やパーティシーンなどでは、ショルダーバッグとしてもお持ちいただくことができます。
価格:20,900円(税込)
素材: 牛革、シャンタン(レーヨン)
カラー:1色
かっちり感と柔らかさを両立した、なめらかなフォルムに職人技を感じる、一生もののブラックフォーマルバッグです。
価格:154,000円(税込)
素材:牛革
カラー:2色、ブラック/シルバー、ブラック/ゴールド
ブラックフォーマルバッグの有名ブランド4選
続いて、ブラックフォーマルバッグをお選びになる際、ぜひ知っておきたい有名ブランドをご紹介します。
専門ブランドのラインナップを眺めて選びたいというみなさまは、ぜひご覧になってみてください。
皇室御用達
傳濱野はんどばっぐ
バッグの価格帯:22,000~209,000円
「レディースフォーマルバッグといえば濱野さん」という方も多く、ブラックフォーマルに合わせるバッグはもちろんのこと、大切なお受験シーンのフォーマルバッグやセレモニーシーンのカラーフォーマルなどでも信頼を集めています。
どんなシーンにも安心してお持ちいただけて、年齢を問わず、永く寄り添ってくれる「一生もののブラックフォーマルバッグ」をお探しなら、まず検討したいブランドです。
岩佐
バッグの価格帯:5,500~107,000円
フォーマルバッグだけでなく、フォーマルウエアやパーティバッグ、セレモニー用の小物まで幅広く手掛けています。
特に注目したいのが、和装にも合わせていただきやすい、高級織物で仕立てるフォーマルバッグの品ぞろえ。
ブラックフォーマルから慶事用まで、幅広い用途のアイテムをご検討いただけます。
銀座 和光
バッグの価格帯:16,500~187,000円
「良いものを選びたい」「一生ものに出会いたい」と考えた時、真っ先に思い浮かぶという方も多いですよね。
和光は、そんな銀座のシンボルとして多くの人の記憶に残る「銀座4丁目交差点の時計塔」を擁する老舗ブランドです。
やはり高価ですが、それに見合う上質なアイテムが揃うことで知られています。
フォーマルバッグだけでなく、ジュエリーやドレス、時計など、幅広いジャンルの一級品を揃えているので、ブラックフォーマルシーンのトータルコーディネートをご検討なら、ぜひ一度オンラインストアをご覧になってみてください。
東京ソワール
東京SOIR
バッグの価格帯:8,250~143,000円
冠婚葬祭の正装が着物だった時代に、日本で始めて、洋装のフォーマルウェアを手掛けたブランドです。
現在では、フォーマルウェア業界のトップブランドとして知られ、東証スタンダード上場企業であり、全国の百貨店に店舗を構えています。
フォーマルシーンの洋服だけでなく、バッグやアクセサリーなどと合わせてトータルコーディネートの提案ができるのも、フォーマルメーカーとしての強みのひとつ。
高品質なアイテムを手頃な価格帯で手がけているので、バッグだけでなくフォーマルウェアや小物も検討されている方におすすめです。
ブラックフォーマルバッグの基本マナーと選び方
最後に、ブラックフォーマルバッグの選び方について、確認しておきましょう。
フォーマルバッグの使用シーンは、大まかに2つ、慶事(お祝いごと)と弔事(お悔やみの席)に分けられます。
中でも最もしきたりが厳しく、マナーをきちっと守ることを求められるのが、弔事のシーンです。
こちらでは、フォーマルバッグの基本ルールに加えて、喪服に合わせられるバッグの選び方についてもおまとめしましたので、ぜひ、目を通してみてください。
フォーマルバッグの基本ルール
冠婚葬祭で持つフォーマルバッグはシーンによってそれぞれにマナーがありますが、どんなシーンでも押さえておきたいバッグ選びのポイントもございます。
その原則とも言えるルールを確認しておきましょう。
- 小振りなサイズ
フォーマルな場で持つバッグは、膝の上や背もたれとの隙間にスッキリ収まるような小振りなものが望ましいです。
荷物が多くなってしまう場合にはサブバッグを使用します。
大きいサイズのバッグはカジュアルさも出てしまうので、避けましょう。 - 上質な素材
本革素材や高級織物など、フォーマルバッグに相応しい素材のアイテムを選びましょう。 - アニマル柄やファーなどの素材・デザインは、基本的にNG
アニマル柄やファーなどの素材やデザインは、殺生を連想させるということで冠婚葬祭の場ではNGです。
結婚式やパーティなどのお祝いの席においては、最近はそこまで厳しく考えない人もだんだんと増えてきていますが、基本的には避けるのが無難といえます。 - 場に相応しい装い
フォーマルな装いを求められるそれぞれのシーンで、その場に相応しい雰囲気のアイテムを選びましょう。
一般的に、結婚式やパーティではお祝いの場をもり立てる華やかさ、お子様が主役の学校行事などでは控えめで清潔感のある装い、喪に服すシーンでは厳かな雰囲気を壊さない落ち着きのある装いが求められます。
喪服に合わせるフォーマルバッグの選び方
続いて、よりしきたりが厳格な傾向のある弔事の席で気をつけておきたい、喪服に合わせるフォーマルバッグのマナーをチェックしておきましょう。
- 黒で、柄や光沢がない
ブランドのロゴが目立つ形で入っているアイテムや、大きく派手な柄もののアイテム、エナメル生地のアイテムなどは黒のバッグであってもNGです。 - シンプルなデザイン
フォーマルシーンは、基本的に個性より無難さが求められる場面と言えます。
バッグを選ぶ際には、シンプルな当たり障りのないデザインのアイテムを選ぶのがおすすめです。 - 弔事では、ゴールドの金具はNG
ブラックフォーマルバッグは、金具のないものか、ブラック金具のアイテムを選びましょう。
慶事のカラーであるゴールドの金具はNGです。
フォーマルバッグの中には、ゴールド金具を使用しているアイテムも多いので、お気をつけください。
間違いのないものをひとつ持っておきたい、ブラックフォーマルバッグ
フォーマルバッグを手にするシーンは、慣れないけれど、きちんとした装いをする必要があって、不安や難しさを感じてしまうもの。
だからこそ「これを選べば間違いない」というものが分かれば、選びやすく安心できるのではないだろうか。
そんな気持ちで、老舗のフォーマルブランドとおすすめのフォーマルバッグをご提案してまいりました。
この記事が、みなさまのブラックフォーマルバッグ選びの参考にしていただける内容となっておりましたら、嬉しいです。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました。