結婚式、式典、パーティーなど、色々なシーンで耳にする「ドレスコード」。
服装のマナーであることはもちろん、社会で過ごしていく大人としての良識でもあります。
しかし、ドレスを着用する機会が多くないことや、学校では教えてくれないので、馴染みがないことも事実。
「よく聞くけれど、実はあんまり分かっていないかも。」
「どんなドレスを着たらいいの、、?」という方もいらっしゃると思います。
そこでこちらの記事では、大人なら知っておきたい「ドレスコード」のいろはをご紹介していきます。
記念に残る大切な1日だからこそ、マナーを守った服装で安心して迎えたいですよね。
それぞれのシーンにあったドレスコードを、写真付きでご紹介していくので、参考にしていただければ幸いです。
ドレスコードとは?
ドレスコードとは、「TPOに合わせた、服装のルール」のこと。
結婚式や式典・パーティーはもちろん、ホテル・レストランで食事をする際にも求められる服装のスタイルです。
冠婚葬祭など色々なイベントに参加する社会人であれば、ぜひ知っておきたいマナーですよね。
ドレスコードに沿わない服装で出席すると、失礼になってしまうので、ポイントを押さえて学んでいきましょう。
ドレスコードのイベント例
ドレスコードがあるイベントの例はこちら。
・結婚式
・記念式典
・パーティー
・同窓会
・企業主催のパーティー
・ホテルでの食事 など
イベントによってドレスコードが変わるので、自分が参加するイベントのドレスコードに沿った服装をする必要があります。
例えば、友人の結婚式であればセミフォーマルのドレスコード。
企業主催のパーティーであればビジネスアタイアがドレスコードになります。
それぞれのドレスコードは、この後解説していきますので参考にしていただければ幸いです。
気を付けたい!ドレスコードの注意点
まずはじめに、気を付けたいドレスコードの注意点を3つご紹介いたします。
1.「平服」は、普段の服装じゃないんです!
1番気を付けたいのが、「平服」のドレスコード。
「平服」は、レストランウェディングなどカジュアル寄りの結婚式やパーティーでよく指定されるドレスコードです。
この「平服」は、普段の服装という意味ではなく、「インフォーマル」のドレスコードのこと。
うっかり間違えてカジュアルな服装で参加すると浮いてしまうので気を付けたいですね。
招待状に「平服でお越しください」と書かれていた時は、結婚式に着ていけるドレスをイメージして選ぶと安心ですよ。
2.ストッキング、靴、足元にも意識をはらって
ドレスコードが指定されている場では、足元にも気を配ることが大切です。
ストッキングはマストで履きましょう!
女性のたしなみ、ストッキング。
ドレスコードの種類に関わらず、着用することがマナーとなっています。
またストッキングは、足元を綺麗に見せてくれる効果もあるので、忘れずに着用したいですね。
3~5cmのパンプスを選びましょう
ドレスコードが指定されている場では、パンプスを履くのが一般的。
パンプスのヒールは高すぎても低すぎてもカジュアルになってしまう場合があります。
ヒールの高さが3~5㎝のパンプスを選びましょう。
つま先が空いているオープントゥ、ミュール、サンダルなどは、カジュアルな印象になってしまうので避けましょう。
もちろん、スニーカーやブーツなどもNGです。
もし、パンプスでの靴ずれが心配な方は、サブバッグに履きなれた靴を入れておき、会場への行き帰りだけ履くのがおすすめですよ。
3.アクセサリー・バッグもドレスコードの一部
大振り過ぎない、品の良いアクセサリー
ドレスコードがある場では、服装に合わせてアクセサリーを着けましょう。
真珠のネックレスやイヤリングなど、大振りすぎず上品さを感じられるものがおすすめです。
ただ、ネックレス・イヤリング・時計・指輪など着けすぎてしまったり、派手なものを選んでしまうと、浮いてしまうので気を付けたいですね。
服装・会場に合わせてバッグを選んで
服装・会場の雰囲気に合わせてバッグを選ぶことも大切です。
例えば、結婚式にドレスで出席する際は、上品な華やかさのパーティーバッグ。
記念式典にフォーマルな服装で出席する際は、フォーマルバッグを選ぶのがおすすめです。
ドレスコードに沿った服装を選ぶ時は、どうしてもドレスばかりに目が行ってしまいますよね。
靴・アクセサリー・バッグも合わせてドレスコードなので、全身のスタイルを気にして選べると良いですね。
不安な時は、ご友人と相談するのも
初めてパーティーに参加するときなどは、イメージが湧きづらいですよね。
さらに、パーティーの招待状にはドレスコードが書かれておらず、イベントや会場などから想像しなければいけない場合も。
「このドレスで大丈夫かな?」と不安になった時は、一緒に参加する友人と相談するのがおすすめです。
ドレスコードは、シーンに合わせて7種類
ドレスコードは大きく2つ、フォーマルとカジュアルに分けられます。
さらにフォーマルは、以下の3つに。
①最も格式高い「フォーマル」
②一番着る機会の多い「セミフォーマル」
③比較的自由な「インフォーマル」
カジュアルは、以下の4つに。
①フォーマル寄り「スマートエレガンス」
②上品カジュアル「カジュアルエレガンス」
③企業パーティーに「ビジネスアタイア」
④綺麗めスタイル「スマートカジュアル」
ここからは、全7種類のドレスコードを1つ1つ解説していきます。
まずは、それぞれのドレスコードで一般的なドレスの種類・着用シーンを表にまとめましたので、参考にして頂けると幸いです。
ドレスコード | ドレスの種類 | 着用シーン例 |
---|---|---|
フォーマル (正礼装) |
昼:アフタヌーンドレス 夜:イブニングドレス 和装:黒留袖、振袖 |
・格式が高い結婚式 ・記念式典、皇室行事など |
セミフォーマル (準礼装) |
昼:セミアフタヌーンドレス 夜:カクテルドレス |
・結婚式、披露宴 ・高級ホテル、レストランでのパーティーなど |
インフォーマル (略礼装、平服) |
ドレッシーなワンピース・スーツ | ・格式張らない結婚式、披露宴など ・七五三、お宮参りなど |
スマートエレガンス | ドレッシーで華やかなワンピース 上品なスーツなど |
・カジュアルウェディング ・少し良いレストランでの食事など |
カジュアルエレガンス | 華やかなワンピース 上品なブラウス×スカートなど |
・結婚式二次会 ・お披露目パーティーなど |
ビジネスアタイア | ドレッシーな雰囲気のスーツ | ・企業主催のパーティー ・株主総会など |
スマートカジュアル | ワンピース トップス×スカートなど |
・レストランでの食事 ・ホテル、結婚式場のブライダルフェアなど |
1.フォーマル(正礼装)
画像出典:Liliarge
最も格式が高いスタイル「フォーマル」。
「正装」「正礼装」と呼ばれることもあるスタイルです。
特別なイベントへ出席する際に多いドレスコードですので、あまり馴染みがないという方もいらっしゃると思います。
フォーマルの着用シーンとして多いのが、冠婚葬祭。
結婚式で花嫁が着用するウェディングドレス、新郎新婦の親族が着用するドレスや、格式のある式典に出席する際のドレス、お悔みの席で着用する喪服なども、フォーマルにあたります。
和装であれば、新郎新婦の母親が着用することの多い黒留袖や、成人式の振袖、弔事の黒喪服なども、フォーマルの服装です。
他にも、オーケストラによる演奏会・晩さん会・ディナーショー・皇室行事などでは、フォーマルな服装を選びましょう。
また、結婚式にゲストとして参列する際はセミフォーマルが一般的ですが、高級ホテルでの格式高い結婚式であれば、ゲストであってもフォーマルを着用した方が良いとされています。
フォーマルを着用するときのポイント
フォーマルのドレスで注意したいのが、イベントの時間に合わせてドレスが変わること。
朝から夕方(17時~18時ごろ)までは、アフタヌーンドレス。
夕方から夜にかけては、イブニングドレスを着用するのがマナー。
夜に開催されるイベントで、アフタヌーンドレスを着用するのは、マナー違反にもなってしまうので注意して選びましょう。
アフタヌーンドレスのポイント
画像出典:Liliarge
アフタヌーンドレスの1番のポイントは、露出を少なくすること。
具体的に言うと
・襟元がつまった首周りのデザイン
・ロング丈、ミディ丈のスカート
・七分袖か長袖
以上の3つを満たしていること。
また、光沢がない無地やレース生地を選ぶと、上品でフォーマル感のある印象に仕上がるのでおすすめです。
イブニングドレスのポイント
画像出典:Liliarge
イブニングドレスは、アフタヌーンドレスとは異なり、襟元・袖の部分で露出をするのがマナー。
具体的には、以下3つがポイントです。
・襟が広がったデザインもOK
・ノースリーブかそれに近い袖
・つま先が見えるくらいのロングスカート
また、イブニングドレスは光沢感や高級感のある生地を選ぶと、上品な華やかさが感じられますよ。
フォーマルのドレスイメージ
イメージ①:シンプルなブラックのアフタヌーンドレス
画像出典:Liliarge
襟元・袖元やミディ丈などで露出の少ないドレスですが、レースが上品な印象に仕上げてくれるドレスです。
イメージ②:スタイルが良く見えるイブニングドレス
画像出典:Liliarge
ギャザーデザインで、すらっとスタイルが良く見えるドレスです。
少し透け感のあるシフォン素材、落ち着いたネイビーカラーがしっとりと気品を感じますね。
イメージ③:レース×プリーツのイブニングドレス
画像出典:Liliarge
レース・プリーツで切替しデザインになっているイブニングドレスです。
少し露出が気になる方は、薄手のショールを羽織ったスタイルも素敵です。
イメージ④:四季の草花をあしらった華やかな黒留袖
画像出典:マイセレクト
牡丹、菊など四季を彩る草花を豪華にあしらった、結婚式にぴったりな黒留袖。
淡いクリーム色・ピンク色、リボンの金色がお祝いの席に相応しい華やかさです。
2.セミフォーマル(準礼装)
画像出典:Liliarge
私たちに一番馴染みがあるドレスコード「セミフォーマル」。
友人の結婚式に参列する際のドレスをイメージすると分かりやすいと思います。
結婚式のほかにも、披露宴、入学式、卒業式、冠婚葬祭、記念式典、祝賀会、パーティー、高級レストランで食事をする際のドレスコードもセミフォーマルです。
セミフォーマルを着用するときのポイント
セミフォーマルもフォーマルと同じく、イベントの時間に合わせてドレスが変わります。
朝から夕方(17時~18時ごろ)までは、セミアフタヌーンドレス。
夕方から夜にかけては、カクテルドレスを着用するのがマナー。
セミアフタヌーンドレスのポイント
画像出典:Liliarge
セミアフタヌーンドレスは、ドレッシーさのある上品なドレスのこと。
結婚式・二次会にゲストとして出席する際や、パーティーなどで着用することが多いドレスです。
セミアフタヌーンドレスは、アフタヌーンドレスと比べてカラー・露出の面で自由度が高くなりますが、露出のし過ぎは禁物。
以下のポイントを意識して選びましょう。
・背中、胸元の露出が控えめなデザイン
・ひざ~ミディ丈のスカート
・3分袖、それより長い袖丈
・シルクなど光沢がない生地
もし、着用したいドレスに袖がない場合は、ボレロなどを羽織り露出を押さえましょう。
カクテルドレスのポイント
画像出典:Liliarge
カクテルドレスは、昼間に着用するセミアフタヌーンドレスよりも華やかなものを選びましょう。
また、その際に多少露出が増えても良いとされています。
具体的には、
・ノースリーブもOK
・ロング丈のスカートでもOK
・透け感のあるシフォン素材、シルク素材
・派手すぎないカラー
・会場の雰囲気に合った丈・デザイン
以上の5つがポイントです。
スカート丈やデザインに関しては、会場の雰囲気や主催者との関係で選ぶのが安心です。
例えば、友人の結婚式や同年代が集まるパーティーであれば、スカート丈やデザインは比較的自由。
しかし、目上の方が多く集まるパーティーなどでは、膝下丈のスカート・無地のデザインを選んだ方が好印象ですよ。
入学式・卒業式…子どもの学校行事には上品なスーツで
画像出典:RUIRUE BOUTIQUE
入学式・卒業式など、子どもの学校行事に参列する際は、上品なスーツスタイルが一般的。
ツイード生地を使用したワンピース・スカートスーツや、シックなパンツスーツなどが人気です。
子どもの成長を祝うお祝いの席らしい、華やかさのある服装を選ぶと素敵ですよ。
セミフォーマルのドレスイメージ
イメージ①:落ち着いたブルーグリーンのセミアフタヌーンドレス
画像出典:Liliarge
ブルーグリーンのカラーが大人っぽいセミアフタヌーンドレス。
ロールカラー×レーススリーブのデザインが、落ち着いた上品な印象です。
イメージ②:グラデーションが目を引くカクテルドレス
画像出典:Liliarge
2色のグリーンがグラデーションになっているカクテルドレス。
少しの仕草でもふわっと動きが出るチュールが、上品な場に相応しいですね。
イメージ③:総レースが女性らしいカクテルドレス
画像出典:Liliarge
くすみがかったピンクの総レースが、女性らしいエレガントなカクテルドレス。
裾の前後で丈に差があるフィッシュテールスカートなので、スタイルも良く見せてくれます。
イメージ④:色々なシーンで着用できる訪問着
画像出典:街着屋楽天_
桜・牡丹・菊・梅など季節折々の草花が描かれている訪問着。
帯や小物の合わせ方次第で、改まった訪問からパーティー・謝恩会まで色々なシーンで着用できます。
3.インフォーマル(略礼装)
画像出典:Liliarge
格式ばらないスタイル「インフォーマル」。
3種類の礼装(正礼装・準礼装・略礼装)の中でも、一番自由度が高いドレスコードです。
レストランウェディングなど格式ばっていない結婚式・二次会、同窓会・七五三・お宮参りなどの行事、フォーマルなレストランで食事をする際に多いスタイルです。
他にも、パーティーの招待状に「平服でお越しください」と記載されている場合は、インフォーマルな服装を選びましょう。
インフォーマルを着用するときのポイント
インフォーマルのポイントは、以下の通り。
・女性らしい上品な印象の服装
・露出の多いデザインは避ける
・ノースリーブの場合、ショールを羽織る
・結婚式なら、綺麗めワンピース or ドレス
・行事や食事会なら、綺麗めワンピース
インフォーマルの着用シーンは幅広いため、会場の雰囲気と服装の雰囲気を合わせることが大事です。
居酒屋などカジュアルな会場でドレスを着ていたり、パーティー会場でカジュアルなワンピースだと浮いてしまいます。
会場の雰囲気に合ったワンピースやドレスを選ぶようにしましょう。
インフォーマルのドレスイメージ
イメージ①:大人の女性らしい印象のドレス
画像出典:Liliarge
首元と袖口がきゅっとしまったスカラップデザインのドレス。
ディープグリーンのドレスなので、大人の女性らしい落ち着いた印象です。
イメージ②:スタイルアップドレス
画像出典:Liliarge
さわやかなライトグリーンに、ブラックのラインが入ったドレスです。
ストレートのプリーツやウエストマークのラインは、脚長・細見えなどのスタイルアップ効果がありますよ。
イメージ③:上品なシフォン素材ドレス
画像出典:Liliarge
長めの着丈や袖がポイントのドレス。
シフォン素材なので、優しい印象に見えますし着心地も良いですよ。
イメージ④:レース袖で程よい露出のドレス
画像出典:TWINKLE GIRLS
とろみ素材のミモレ丈ドレス。
袖がレースになっており、程よい露出が素敵ですね。
4.スマートエレガンス
画像出典:GIRL/TWINKLE GIRLS
カジュアルなスタイルの中で、一番フォーマルに近い「スマートエレガンス」。
ガーデン・レストランを会場としたカジュアルウェディングや、少し良いレストランで食事をする際のドレスコードです。
スマートエレガンスを着用するときのポイント
スマートエレガンスを着用する時のポイントは、以下の通り。
・上品でドレッシーな服装
・カジュアルになりすぎないように注意
・露出の多い服装は避ける
・スカート・パンツスタイルもOK
スマートエレガンスは、フォーマルなドレスコードと違い明確な基準が設けられていないため、行く場の雰囲気に合わせることが大切。
場の雰囲気に合っていれば、スカート・パンツスタイルも良いとされています。
ただ、カジュアルの中でもフォーマル寄りのため、品がありドレッシーな服装を心がけましょう。
スマートエレガンスのドレスイメージ
イメージ①:リボンが大人フェミニンなドレス
画像出典:TWINKLE GIRLS
すとんとした美しいシルエットのドレス。
背中のリボンが、甘くなりすぎない大人フェミニンな印象にしてくれます。
イメージ②:ふんわりフレア袖ドレス
画像出典:TWINKLE GIRLS
Iラインのパンツドレス。
風を受けてふんわり揺れるフレア袖は、二の腕もカバーしてくれますよ。
イメージ③:上品華やかなレースブラウスのドレス
画像出典:GIRL
繊細なレースブラウスとプリーツスカートのドッキングドレス。
レースブラウスの上品な華やかさが、お祝いの席にぴったりですね。
イメージ④:すっきり引き締まった印象のドレス
画像出典:NISSEN
引き締まった印象のパンツドレス。
ウエストまわりがきゅっとしていますが、ゴムなので着心地もよいですよ。
5.カジュアルエレガンス
スマートエレガンスをよりカジュアルにしたドレスコード「カジュアルエレガンス」。
結婚式の二次会や少し良いレストランでの食事、お見合い、顔合わせ、などの際に着用するスタイルです。
カジュアルエレガンスを着用するときのポイント
カジュアルエレガンスを着用する時のポイントは、名前の通りカジュアルながらエレガンスを感じるスタイルに仕上げること。
カジュアルとついているので、普段の服装を思い浮かべてしまいますが、「フォーマルと比べるとカジュアル寄り」という意味合いなので覚えておきましょう。
具体的には、以下のポイントを意識して選ぶと良いですよ。
・ワンピーススタイルが人気
・「ブラウス×スカート or パンツ」もOK
・デニムなどカジュアルな服装はNG
・露出は最小限に
カジュアルエレガンスのドレスイメージ
イメージ①:ツヤ感素材のブラウス×スカートスタイル
画像出典:WORLD
上品なツヤ感素材のブラウス・スカートスタイル。
特別感のあるスタイルに仕上がるので、お食事会にもぴったり。
イメージ②:華奢見えワンピースドレス
画像出典:Ms.momo
プリーツスカートとウエストのしぼりで、華奢に見えるワンピースドレス。
とろみのある素材感が素敵な印象ですね。
イメージ③:控えめきちんと感のワンピース
画像出典:WORLD
肌を綺麗に見せるライトグレーのワンピース。
控えめながら、上品なきちんと感のあるスタイルに仕上げています。
イメージ④:フリルが可愛らしいセットアップ
画像出典:pierrot
落ち感のある素材が高見えするセットアップです。
ウエスト部分のフリルに、大人の女性の可愛らしさを感じますね。
6.ビジネスアタイア
画像出典:RUIRUE BOUTIQUE/dressingU
会社関連のパーティーで用いられるドレスコード「ビジネスアタイア」。
会社の創立記念パーティー・式典、企業主催の会合・ビジネスパーティーなど指定されることの多いスタイルです。
ビジネスシーンのスタイルであるため、かっちりとした服装が好まれます。
ビジネスアタイアを着用するときのポイント
ビジネスアタイアを着用する時のポイントは、以下の通り。
・基本はスーツスタイル
・露出が多い服装は避ける
・ビジネスパーソンらしい服装
ビジネスアタイアでは、シンプルなモノトーンのスーツスタイルが一般的。
パーティーの雰囲気によっては、ワンピースやドレススタイルもOKです。
ビジネスパーティーでは会社を代表して出席する場合も多いため、会社のイメージを落とさないためにも、カジュアルすぎる服装や露出が多い服装は避けるようにしましょう。
ビジネスアタイアのドレスイメージ
イメージ①:パーティーから普段の仕事まで着回しスーツ
画像出典:PUIPUE BOUTIQUE
着回し可能なジャケット、ボトムス、ワンピース5点セットのスーツ。
パーティーはもちろん、普段のお仕事シーンでも活躍しそうですね。
イメージ②:品の良い優美なワンピーススーツ
画像出典:dressingU
品の良い優美なスタイルが特徴のワンピーススーツ。
レースのワンピースがパーティーの場に相応しい華やかさです。
イメージ③:大人な女性を演出するスカートスーツ
画像出典:Beauty first
ペプラムが腰回りをカバーしてくれるスカートスーツ。
きゅっと引き締まるスタイルが大人の女性を素敵に演出してくれますね。
イメージ④:ハンサムな印象のパンツスーツ
画像出典:white oanther
クロップド丈のパンツとジャケットセットスーツ。
キャリア女性をハンサムに印象付けてくれます。
7.スマートカジュアル
画像出典:
ONWARD
ドレスコードの中で一番カジュアルに近いスタイル「スマートカジュアル」。
予約制レストランやホテルでのランチ、カジュアルなパーティー、ブライダルフェアなどのシーンで多いドレスコードです。
比較的ゆるい校風の学校であれば、参観授業、PTA会、先生との面談、ママ友とのランチ会などでも着用できます。
女性アナウンサーの服装をイメージすると分かりやすいですよ。
スマートカジュアルを着用するときのポイント
スマートカジュアルを着用する時のポイントは、上品さ。
他のドレスコードと比べてもカジュアルよりの服装OKですが、品のある印象に仕上げることが大切です。
ワンピースやスカートを上品にまとめた、綺麗めファッションを意識しましょう。
具体的には、以下のポイントで選ぶといいですよ。
・ワンピース、スカート、パンツ、OK
・露出が多い服装は避ける
・カジュアルな服装・素材を避ける
避けた方がよいカジュアルな服装・素材
避けた方が良いカジュアルな服装・素材は、以下の通り。
・目の粗いニット ・Tシャツ ・オフショルダー ・デニム ・ミニスカート ・ショートパンツ ・ファー素材 |
・生足 ・スニーカー ・サンダル ・ミュール ・オープントゥ |
ドレスコードの中では一番カジュアルなスタイルですが、普段の服装ではないのでカジュアルになりすぎないよう気を付けましょう。
スマートカジュアルのドレスイメージ
イメージ①:可愛らしい印象のスカートスタイル
画像出典:ONWARD
パフスリーブニットとフレアスカートのセットアップ。
スカートの花柄が可愛らしい印象ですね。
イメージ②:女性らしい柔らかな雰囲気のスタイル
画像出典:ONWARD
ひざ丈のワンピースとカーディガンを合わせたスタイル。
控えめながら女性らしい柔らかな雰囲気があり、ランチ会やママ友会にもぴったりです。
イメージ③:スカートとニットの同系色スタイル
画像出典:PRAU
プリーツスカートとニットを同系色でまとめたスタイル。
歩くたびに揺れるプリーツのスカートが品の良さを感じさせてくれます。
イメージ④:スタイリッシュなパンツスタイル
画像出典:Lily of Valley
ボウタイブラウスとパンツのスタイル。
スタイリッシュでかっこいい雰囲気がありますね。
レンタルするなら!おすすめのレンタルドレス
「ドレスコードについては分かったけれど、肝心のドレスはどうしよう。」
「着る機会が多くはないから、高いドレスを買うのはちょっと、、。」
という方には、レンタルドレスがおすすめです。
レンタルすれば費用はぐっと抑えられますし、イベントごとに違うドレスで楽しめるのも魅力的ですね。
初めてでも安心。ワンピの魔法
画像出典:ワンピの魔法
エレガントからガーリーまで。Liliarge
画像出典:Liliarge
マナーを守った服装で、素敵な1日を…
ここまで、全7種類あるドレスコードについてをご紹介してきました。
シーンに合わせて、どんなドレスを選んだらいいかイメージは付きましたか?
こちらの記事で、ドレス選びやドレスコードを知るお手伝いができましたら嬉しく思います。
マナーを守った服装で、心に残る素敵な1日にしてくださいね。