Bespoke denHAMANO


濱野家4代目当主が
「自分が本当に手にしたいと思うもの」
を形にして、実際に使用して良いと思ったものだけをお届けする
Bespoke denHAMANO(ビスポークデンハマノ)。
濱野家当主の矜持を、ひとつ一つの作品にこめてお届けして参ります。
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金箔のステッチが手元を飾る二つ折り財布 | 最高峰クロコ×金箔ステッチの長財布 | カフスがモチーフの“クラシコシリーズ”長財布 | ||
クラシコエガーレ 27,500円(税込) |
フルボクロコ 62,700円(税込) |
クラシコフルボ 28,600円(税込) |
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スマートブリーフケース | 万能A4トートバッグ | イタリア革ショルダーバッグ | ||
カヴァリエーレ・バルトロ 73,700円(税込) |
カヴァリエーレ・テオ 68,200円(税込) |
クラシコ ドメニカ 41,800円(税込) |
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明治初期より皮革製品と向き合い続けて現在4代目に至る濱野家。 「Bespoke denHAMANO」の「den」とは、濱野家のバッグ作りの祖であり、現当主・濱野有の曾祖父にあたる濱野傅吉から名づけられました。
「傳」とは「伝」の旧字体であり「濱野有が、本当に作りたかったものを“伝”えたい」という想いが込められています。
革と、バッグと、そして自分自身と向き合い、bespokeする(語らう)ことによって生まれた「本当に良い」と信じられるものを濱野家の伝統と新たな挑戦とともに、お仕立てしてまいります。

西洋の文化であったバッグを日本に取り入れ、日本女性のためのバッグを作り続けた男、2代目・濱野初男。 市場で手に入るバッグに飽き足らなくなった初男は、自らの手で自分自身のためだけにオーダーメイドバッグを作りました。
デザインはより美しく、そして毎日の酷使に耐えられるようなより強いバッグを。相反することのように思えるこの二つのことを初男はステッチや金具などの装飾を施すことにより繊細で柔らかに、時を超えて飽きることなく、使い続けることによって深みが増していくような印象のバッグに仕上げたのです。

そうして作り上げたバッグを初男は好んで持ち歩き、一つ作るだけに満足せず自らが求めるバッグを次々と作っていったそう。
そんなとき初男に濱野のお得意様たちから製作依頼が舞い込んできた。「あなたが持ち歩いているようなバッグを私達にも作ってくれないか」と。 自ら作ったバッグに共感を持っていただいたことに深く感謝した初男は、快く引き受けたといいます。

お客様からの要望をひとつひとつ丁寧に聞きながら、ひとつひとつバッグを作っていく… そう。 これこそ、脈々と作り続けられた濱野におけるメンズバッグのルーツ。
男性が持つバッグといえば、物入れという発想しかなかった時代において、日本女性の美を求める過程で得た美意識が息づくバッグは、お洒落を求める男性たちにとっては、ひときわ輝いていたのかもしれません。

このようにして作られ続けてきたバッグは、細部への贅沢なこだわりが多く、数も少なかったため、自ずとその製作に求められるコストが高くついてしまいます。
これらが広く紹介されることはなく、親しい者たちの間でやり取りされるのみでした。
限られた数しか作られなかったメンズバッグでしたが、父から息子、息子から孫へと受け継がれ、今でも4代目・濱野有のコレクションとして大切に保管されています。